50代父と20代息子のシネマ・ジェネレーション・ギャップ

50代父と20代息子のシネマ・ジェネレーション・ギャップ

By: あわわっち & あっつ

Language: ja

Categories: Tv, Film, Reviews

映画ファン歴40年の父あわわっちと、大学の映画学科の監督養成コースに通う息子のあっつ。この親子二世代が、新作、旧作から毎週気になる映画を1本取り上げ、気楽に語り合うプライベート空間。2人はジェネレーション・ギャップを感じながらも、映画が描く恋愛、友情、キャリア、そして家族に思いを馳せます。毎週木曜配信。

Episodes

第4回 エディントンへようこそ:アリ・アスターの狂気と2020年の「三密」
Jan 08, 2026

映画ファン歴40年の父(あわわっち)と映画学科の息子(あっつ)が、日本公開されたばかりのアリ・アスター監督最新作『エディントンへようこそ』(2025)を語り合います。

A24が放つ「全てを焼き尽くす炎上スリラー」の正体とは?

【理解:アリ・アスター作品の「4象限」分析】

『ヘレディタリー』『ミッドサマー』『ボーはおそれている』を経て、本作は監督のキャリアにおいてどのような位置付けなのか?ベテラン映画ファンあわわっちが、「オカルトの有無」と「視点の数」という独自の切り口で過去作をマトリックス化。予告編の「ブラックコメディ」という宣伝文句に潜むミスリードを、鋭く「理解」へと導きます。

【共感:2020年という「見えない敵」との戦い】

物語の背景は2020年、コロナ禍のロックダウン下にある小さな町。マスク着用に端を発する保安官(ホアキン・フェニックス)と市長(ペドロ・パスカル)の泥沼の争いに、当時の「三密」を避けた生活の息苦しさを重ね合わせます。さらに、あっつが実際に経験した「ホテル隔離生活」での一人『ショーシャンクの空に』ごっこの爆笑エピソードなど、当時のリアルな感情に「共感」するパートも必聴です。

【空間設計:ニックネームが繋ぐ「親密な距離感」】

冒頭では、我が家で「お父さん」「お母さん」と呼ばず「あわわっち」「リーダー」と呼び合う独特の文化について深掘り。役割ではなく個人として向き合うためのツールとしてのニックネームが、どのように「リベラルなアメリカ人家庭」のような親密な空気感を作っているのか。その結果論としての功罪を親子で笑い飛ばします。

商業的芸術としての映画の在り方から、SNSによる情報のカオスまで。アリ・アスターの術中にハマりながらも、親子二代の視点でその「香ばしさ」を味わい尽くす40分間です。

次回はデイミアン・チャゼル監督の『セッション』!若き映像作家たちの熱量を比較します。

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Duration: 00:40:17
第3回 ザ・エージェント:トム・クルーズの転換点と「人生の交通渋滞」
Jan 01, 2026

新年あけましておめでとうございます!2026年最初の配信となる今回は、トム・クルーズ主演の隠れた名作『ザ・エージェント』(1996)を語り尽くします。

【トム・クルーズのキャリアの転機】 それまでの「完璧でハンサムなエリートヒーロー」という固定像を脱ぎ捨て、自己矛盾に悩み、泥臭くあがく主人公を演じたトム。1年間の空白期間にプロデューサー業を経験した彼が、なぜこの役を選び、どのように俳優としての引き出しを広げたのか、その舞台裏を「発見」します。

【50代の視点:野茂英雄と「人生の交通渋滞」】 50代の父あわわっちが語るのは、公開当時の日本に「エージェント」という概念を浸透させた野茂英雄投手のメジャー挑戦という実体験に基づく社会背景です。また、仕事・子育て・介護が一気に押し寄せる「人生の交通渋滞」こそが人生の本質であるという、50代ならではの切実な「共感」を投げかけます。

【20代の視点:特権の民主化と「滑り芸」の美学】 映画学科専攻の息子あっつは、トムの意図的な「オーバーアクション」を独自の視点で分析。さらに、かつては貴族の特権だった「代理人を立てる」という行為が、現代の退職代行などに繋がる「エンパワーメント」として一般化した歴史的背景を考察し、物語の多層的な「理解」を深めます。

【空間設計:身近な「かぶれ」とシカゴ聖地巡礼】 あわわっちの知人が観賞後に主人公を完コピして鼻についたという爆笑エピソードや、2年前に訪れたシカゴの聖地巡礼の思い出など、実の親子ならではの親密な「空間設計」をお楽しみください。

キャリア、人生の選択、そして「誰かと共に生きること」の価値を再確認する34分間です。

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次回はアリ・アスター監督の最新作『エディントンへようこそ』に親子で挑みます!

Duration: 00:34:10
第2回 フォレスト・ガンプ:50代の「幸せ」と20代の「映画論」
Dec 25, 2025

映画ファン歴40年の父(あわわっち)と映画学科の息子(あっつ)が、ヒューマンドラマの金字塔『フォレスト・ガンプ / 一期一会』(1994)を徹底考察します。

【世代を超えた考察】 超氷河期世代の競争社会を生きてきた50代の父は、なぜこの映画を最初敬遠したのか?対して20代の息子は、子供時代に観た本作のクラシカルなユーモア(スラップスティック・コメディ)をどのように分析するのか?人生の幸せの定義について、全く異なる世代の経験から導き出される結論は同じでした。

【専門的「理解」の価値】 「笑えて泣ける」ヒューマンドラマでありながら、アカデミー賞6部門を受賞したロバート・ゼメキス監督の**「フィルター」を使った演出技法について深く掘り下げます。さらに、原作がある脚本(フォレスト・ガンプ)と、オリジナル脚本(パルプ・フィクション)の芸術性の違い**について、映画学科専攻のあっつが「省略の芸術」という観点から独自の考察を展開します。

【家族と空間設計の裏側】 パーソナリティのあだ名(リーダー、あわわっち)の由来は、「リベラルなアメリカ式家族」を目指したという父の秘密の思想にあり。また、息子があえてこの映画を観たのは、父の海外出張中に母(リーダー)がメッセージ性の強い作品を見せようとした、我が家の裏話が背景にありました。

人生、キャリア、そして家族の愛を語り尽くした34分間です。

次回はトム・クルーズ主演の『ザ・エージェント』!50代のキャリア観を掘り下げます。


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Duration: 00:37:29
第1回 リバー・ランズ・スルー・イット:ブラピと世代を超えた家族の物語
Dec 18, 2025

「50代父と20代息子のシネマ・ジェネレーション・ギャップ」の初回配信です。 パーソナリティである映画ファン歴40年の父(あわわっち)と、大学の映画学科監督コースに通う息子(あっつ)が、自己紹介を通じて、世代の異なる二人の「人」と「テーマ」を明確にします。

【家族関係の投影と共感】 初回に取り上げるのは、1992年公開、ロバート・レッドフォード監督の名作『リバー・ランズ・スルー・イット』です。モンタナの大自然を背景に、兄弟と親子の物語が描かれるこの芸術作品を、一男三女の父であるあわわっちと、三人の妹の兄であるあっつが、実の親子ならではの視点で深く掘り下げます。

【発見と映画愛】 話題は、この作品で一躍有名となった敬愛するブラッド・ピットの若き日の姿へと移ります。この親子の会話を通じて、リスナーを、世代間ギャップを感じながらも映画愛に溢れる**プライベートな試写室(空間設計)**へと誘います。

毎週木曜日配信。

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Duration: 00:34:07